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経穴は、経絡走行中の空所の意味です。経絡は、単一同形のままでなく、太く、あるいは細く、また凹凸したりして走行しています。この経絡上の特定のある部分が経穴で、俗にツボなどとよばれています。
そもそも経絡は、人体内部の臓腑と体表を結ぶもので、その経絡上の経穴は、いわば経絡が外界に通ずる「門戸」といえるでしょう。つまり、臓腑の変調は経絡を通して経穴上に現れ、逆に、体表を外邪が襲ったときは、この経穴を通して、経絡中の「気・血」の循行を停滞させたり、乱れさせたりすることになります。したがって、この経穴を施術することにより、その変調が調整されます。すなわち、経穴は、経絡の診察部位であり、同時に治療点にもなっているのです。
こうした経穴には、臓腑の異常の際には必ず反応が現れ、またその主治穴とされる十二の原穴をはじめ、全身には360余の経穴があるとされ、さらに奇穴と呼ばれる経絡外にある経穴はそれを上回る数のものが発見されています。 |
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